はじめに
「頑張っているのに成果が出ない」 「いつも仕事に追われている気がする」
もしそう感じているなら、それは能力の問題ではなく、「仕事のやり方(ハック)」を知らないだけかもしれません。
今回紹介するのは、大人気ビジネス系 YouTuber・ハック大学 ぺそ氏の著書、『行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術』 です。 本書は、仕事を「デキる人」と「デキない人」の違いを6つのスキルに分解し、誰でも実践できる形に落とし込んだ一冊です。
マインド:脱・作業者「Why」を問うリーダー思考へ
まず変えるべきは「マインドセット」です。著者は、ビジネスパーソンを以下の2つに分類しています。
| タイプ | 特徴 | 思考パターン |
|---|---|---|
| 作業者 | 受動的 | 「言われたタスクを完了させればOK」 |
| リーダー | 能動的 | 「なぜこの仕事が必要なのか?(Why)」 |
たとえ役職がなくても、「リーダーとしてのマインド(目的志向)」を持つことで、仕事の質は劇的に変わります。

昔の私は、目の前のタスクを消化することだけに必死な「作業者」でした。 しかし、年齢を重ねるにつれて「なぜこの仕事をするのか?」という目的(Why)が分かっていないと、良い結果は出せないと気づきました。ビジョンや目的を理解して動くと、やらされ仕事ではなくなり、モチベも上がります。結果的に、アウトプットの質も高まることを実感しています。
学び: インプットのゴールは「小学生に教えること」
読書や勉強をしても、すぐに忘れてしまっては意味がありません。 本書では、学びを成果に変える方法として、「小学生に教えるつもりで学ぶ」 ことを推奨しています。
難しい言葉を使わずに説明するには、本質を深く理解していなければなりません。「他者に教える(アウトプット)」という前提を持つだけで、インプットの質が変わるのです。



「分かったつもり」を防ぐのに、これほど効果的な方法はありませんね。 誰かに説明しようとすると、言葉に詰まる部分が出てきて、自分の理解の浅さ(ギャップ)に気付かされます。 知識は溜め込むものではなく、誰かと共有して初めて使えるものになる。そう意識を変えるだけで、学習効率が上がりました。
思考:ロジックツリーで「悩む時間」を「考える時間」に
仕事が遅い人は、複雑な問題を複雑なまま抱え込んで「悩んで」しまいます。 一方、仕事が速い人は、「ロジックツリー」 を使って問題を分解し、構造化して「考えて」います。
大きな課題も、小さな要素に分解すれば、具体的なアクションが見えてきます。



ロジックツリーなどのフレームワークは、ビジネス専用だと思われがちですが、実は日常生活でも役立ちますよね。 例えば「家計の見直し」や「将来のライフプラン」など、漠然とした不安も要素分解すれば、「今やるべきこと」が見えてきます。思考の整理整頓ツールとして、万能なスキルだと感じました。
行動: 準備完了を待つな。「見切り発車」でこそ質は上がる
行動力を妨げる最大の敵は、「完璧主義」 です。 「もっと情報を集めてから…」「完璧なプランができてから…」と考えているうちに、チャンスは逃げていきます。
本書の提案はシンプルです。 「完璧主義を捨てて、見切り発車(プロトタイピング)せよ」



実際に動き出してみると、やりながら修正した方が圧倒的に早いんですよね。 「まずは手を動かす」「60点でもいいから出す」。このマインドセットを持つことで、失敗を恐れずに多くの経験を積めるようになると思います。
マネジメント: 仮説がない仕事は「手戻り」の温床
チームで仕事をする際、最も効率を下げるのが「手戻り(やり直し)」です。 これを防ぐために必要なのが、以下の2点です。
- 明確な目標設定: 全員が同じ方向を向く。
- 仮説思考: 「たぶんこうだろう」という当たりをつけてから動く。



これもそうですね。「とりあえずやってみます」で走り出すと、後で「そうじゃない」と言われて修正地獄になります(笑) 事前に仮説を立てて合意を取ることで、無駄な作業を減らし、チーム全体がスムーズに動けるようになると思います。
まとめ
『ハック大学式 最強の仕事術』は、「行動」を変えることで結果を変えられることを教えてくれる一冊です。
- タスクではなく「目的(Why)」を見る。
- 「教えるつもり」でインプットする。
- 完璧を求めず、まず動く。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。










