はじめに
保守対応や資産管理で、Cisco機器のシリアルナンバー(SN)を確認したい場面は多々あります。 リモート環境からコマンドで確認する方法を、優先度順に紹介します。
- Cisco 機器のシリアルナンバー(SN)を リモートで確認 する方法
- 推奨コマンド
show inventoryの見方と活用法 show versionなど、その他の確認コマンドまとめ
シリアルナンバーの確認方法は主に2つ
Cisco 製品のシリアルを確認する方法は、大きく分けて物理的な確認とコマンドによる確認があります。
- 物理的な確認: 筐体のシールを見る(現地対応が必要)
- コマンド確認: Teraterm 等で接続して確認(リモート可)
この記事では、リモートから確認できるコマンドでの取得方法に絞って解説します。
方法1: show inventory(推奨)
最も確実で、標準的なコマンドが show inventory です。 シャーシだけでなく、電源ユニットやモジュール(SFP等)の型番・シリアルも一覧で表示されます。
Router# show inventory
NAME: "chassis", DESCR: "Cisco 1812-J chassis"
PID: CISCO1812-J/K9 , VID: V06, SN: FHK123456SN- PID: 製品型番(Product ID)
- VID: バージョンID
- SN: シリアルナンバー(これが目的の値です!)
※出力結果に NAME: "chassis" と書かれている行の SN: の値を確認してください。
方法2: show version
普段よく使う show version コマンドでも、最後にシリアルが表示される機種が多いです。
Router# show version
(...省略...)
Processor board ID FHK123456SNProcessor board ID と表示されている部分が、筐体のシリアルナンバーに相当します。

機種によっては表示されない場合があるため、その際は show inventory を使用してください。
その他の確認コマンド
機種や特定のパーツ(モジュール)を確認したい場合、以下のコマンドも使用されます。
| コマンド | 概要 |
|---|---|
show hardware | 一部の Catalyst スイッチなどで、ハードウェア情報を表示します。 |
show idprom | EEPROM 情報を読み出します。特定のコンポーネント詳細を知りたい時に使用します。 |
show diag | 診断情報を表示します。ラインカードやモジュールの詳細確認に使われます。 |
まとめ
基本的には show inventory を使えば間違いありません。 出力が多すぎて見つけにくい場合は、パイプを使って show inventory | include SN のように絞り込むのもおすすめです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。






