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STP PVID/Type 不一致による予期せぬポートブロックについて

  • 2021年11月21日
  • 2021年11月22日
  • Cisco
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STP[1]Spanning Tree Protocol を構成している Cisco のスイッチで、次のエラーがでてポートが予期せずブロックになる場合があります。

%SPANTREE-7-RECV_1Q_NON_TRUNK: Received 802.1Q BPDU on non trunk GigabitEthernet0/1 VLAN100.
%SPANTREE-7-BLOCK_PORT_TYPE: Blocking GigabitEthernet0/1 on VLAN100. Inconsistent port type.

原因

アクセスポートに設定したインターフェースで、次のような理由で、対向のスイッチから「タグ付き BPDU」を受信している可能性が考えられます。

  1. アクセスポートに、トランクポートのインタフェースを接続している。
  2. アクセスポート同士を接続しているが、対向のスイッチが何らかの理由で、「タグつき BPDU」を送信している。

➀ は単純な設定ミスですが、➁ は対向が STP に対応していなかったり、「タグつき BPDU」を正常に認識できず、アクセスポートに転送するといった可能性が考えられます。

対策

恒久対処としては、➀ は対向で設定を合わせ、➁ は「タグつき BPDU」を送信しないようにすることですが、難しい場合は、受信側(接続元)で、「BPDU フィルタの有効化」という暫定回避策があります。
BPDU フィルタはインターフェース単位で設定する方法と、スイッチ全体で設定する方法があります。

STP 無効化と同義なので、設定する際はループ構成になっていないか十分にご注意ください。

インターフェース単位で設定

任意のインターフェースで BPDU フィルタを有効化します。

Switch(config)#interface GigabitEthernet0/1
Switch(config-if)#spanning-tree bpdufilter enable

スイッチ全体で設定

以下の設定では全ポートで BPDU フィルタを有効化します。個人的にはあまりおすすめしません。

Switch(config)#spanning-tree portfast bpdufilter default

STP PVID/Type 不一致による予期せぬポートブロックが解消した場合は、次のメッセージが出力されます。

%SPANTREE-SP-2-UNBLOCK_CONSIST_PORT: Unblocking GigabitEthernet0/1 on VLAN100. Port consistency restored.

以上

脚注

脚注
1 Spanning Tree Protocol