MIRACLE LINUX 8.4 のインストールと初期設定

MIRACLE LINUX 8.4 のざっくりしたインストールと初期設定の手順の覚書です。

MIRACLE LINUX とは

サイバートラスト株式会社が提供する、国内唯一の企業向け Red Hat Enterprise Linux クローンです。CentOS 8 の終了に伴い、最新の 8.4 から無償提供となり、CentOS の移行先候補として注目されています。

インストール

公式からイメージをダウンロードし、マウント・実行します。
インストーラー起動後、日本語を選択して「続行」をクリックします。

次にインストール先等、必要最低限の設定をして、「インストールの開始」をクリックします。
インストール完了後は再起動が必要です。

初期設定

画面右上のプルダウンから、有線オフの下にある「接続」をクリックして、有線接続します。

SSH で接続して、パッケージを更新します。なお、SSH はデフォルトで有効になっています。

su -
dnf update

sudo を使えるようにするため、sudoers を設定します。

su -
usermod -aG wheel hatkobelab
exit
su - ${USER}

タイムゾーンを「Asia/Tokyo」に設定します。

sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

タイムゾーンを確認します。

$ timedatectl
               Local time: 月 2022-03-21 21:16:32 JST
           Universal time: 月 2022-03-21 12:16:32 UTC
                 RTC time: 月 2022-03-21 12:16:33
                Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
              NTP service: active
          RTC in local TZ: no

以上