卓球試合の記録・分析アプリ

  • 2025年6月27日
  • 2025年9月14日
  • 卓球
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はじめに

息子が卓球をはじめたことをきっかけに、2025年3月から自分も本格的に練習を始めました。
ただ練習量を増やすのではなく、課題を見つけて、次の練習で何に集中するかを明確にするために、このアプリの開発に取り組みました。


TT Analyzer α版
卓球の試合を記録・分析するアプリ
開く

注意点(開発中です)
  • α版のため、不定期にメンテナンスを行います。
  • 挙動が変わる可能性があります。
  • バグ報告・要望はぜひお問合せまで

目的(このアプリで解決したいこと)

  • 練習の効率化:なんとなく打つ時間を減らし、課題→対策→検証のサイクルを回す。

  • 気づきの言語化:試合動画を見ながら、ラリーごとの要点を記録。

  • 再現性のある上達:記録をもとに「何が効いたか / 何が課題か」を次の練習メニューへつなぐ。

機能

  • ラリーの記録:サーバー、結果、サーブの回転(必須)+長さ/コース(任意)を入力

  • セット管理:カード型のスコア表示、2本交代のサーバーロジック

  • 試合の保存:ワンクリックで試合単位に保存

  • 試合ごとの分析(任意):保存済み試合に対して AI(Gemini)が「良かった点/課題」を各3つ提案

  • CSV エクスポート:全試合を CSV でダウンロード

使い方

  1. 試合を撮影する
  2. アプリを起動し、選手名を設定する
    • 「ユーザー」→「選手設定」で、自分(もしくは指導選手)/ 相手の名前を入力し保存
  3. ラリーを記録する(動画を見ながら)
    • サーバー(自分 or 相手)を選ぶ

    • サーブの回転(必須)を選ぶ ※順横 / 逆横 / 縦” × “下回転系 / 非下”(6択)

    • 長さ(任意):「ー / ショート / ハーフ / ロング」

    • コース(任意):「ー / フォア側 / ミドル / バック側」

    • 結果(例:サービスエース、ラリー勝ち、サーブミス など)を選ぶ
      → 自動で記録され、2本交代のサーブローテも反映されます

  4. セットを区切る
    • セットが終わったら、画面上部に現在スコアが表示されます

    • 「次のセットへ」:同じ試合の2セット目以降を継続

    • 「試合終了」:試合を保存して、入力欄を初期化

  5. 試合一覧から、分析・削除・エクスポート
    • 画面下部の「試合結果」一覧に、日時・対戦カード・**セット数(例:3–1)**が並びます

    • 全試合の CSV ダウンロード:右上のダウンロードボタンから
    • 削除:ボタン→軽い確認で削除
    • 分析:ボタンを押すと、その試合の CSV を基に AI が良かった点 / 課題を各3つ提案
      (結果は行内で展開して確認できます)

データの保存について

  1. データを保存したい場合
    • Google でログイン:データはクラウド保存(端末をまたいで利用可)
      ※結果の記録前にログインが必要です。

  2. データを保存したくない場合
    • ログインしない:ブラウザの一時領域に保存されます。再読み込み等でデータは削除されます。

最後に

私見ですが、上達の土台は 「反復=量」 にあると思います。時間をかけ、同じ動きを何度も繰り返して体に刻み込むことが大事だと思います。

一方で同時に、「質」も同じくらい大切 だと思います。特に限られた時間の中では、いまの課題や実現したい戦術を言語化し、意図をもって反復することが重要だと考えます。

このアプリは、その 「何を、なぜ、どう繰り返すか」 を明確にするためのツールです。
効率よく強くなりたい方にとって、一助となれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。