ARP のしくみIP アドレスから MAC アドレスを調べるイントロ
LAN1192.168.10.0/24 LAN2192.168.20.0/24 PC-A 192.168.10.10/24 MAC-A GW 192.168.10.1 PC-B 192.168.10.20/24 MAC-B SW1 R1 192.168.10.1 MAC-R1-LAN1 192.168.20.1 MAC-R1-LAN2 PC-C 192.168.20.30/24 MAC-C 最終的な宛先 最終的な宛先 ✓ 192.168.10.20 は自分→ ARP Reply を返す ✗ 自分の IP ではない→ 応答しない ✗ 192.168.10.1 は自分ではない→ 応答しない ✓ 192.168.10.1 は自分(LAN1 側)→ ARP Reply を返す ✓ 192.168.20.30 は自分→ ARP Reply を返す ブロードキャストは LAN2 へ転送されない ARP Request(ブロードキャスト) ARP Reply(ユニキャスト) データ(IP パケット) ※ MAC-A・MAC-R1-LAN1 などは説明用の略記です(実際の MAC アドレスは 00:1A:2B:3C:4D:5E のような 48 ビットの値)。
PC-A の ARP キャッシュ
IP アドレスMAC アドレス
R1 の ARP キャッシュ
IP アドレスMAC アドレス
※ 説明に必要な項目だけを表示しています
ARP のしくみ
IP アドレスから MAC アドレスを調べる
同じセグメントの相手に送るとき/ルーターを経由して別のセグメントの相手に送るとき、ARP で「誰の MAC アドレス」を調べるのかを見ていきます。
場面 1
同じセグメントの相手へ送る
PC-A 192.168.10.10 → PC-B 192.168.10.20
場面 2
ルーター経由で別のセグメントへ送る
PC-A 192.168.10.10 → PC-C 192.168.20.30

まとめ:ARP で「誰の MAC アドレス」を調べる?

同じセグメントの相手へ
PC-A → PC-B
PC-A が ARP で調べる相手
宛先ホスト自身(PC-B)
192.168.10.20 → MAC-B
フレームの宛先 MAC も MAC-B。直接届けます。
別のセグメントの相手へ
PC-A → R1 → PC-C
PC-A が ARP で調べる相手
デフォルトゲートウェイ(R1 の LAN1 側)
192.168.10.1 → MAC-R1-LAN1
PC-C の MAC は PC-A ではなく、R1 が LAN2 側の ARP で調べて転送します。
IP の宛先最終的な相手。途中で変わらない(今回は最後まで PC-C) MAC の宛先そのセグメント内で次に渡す相手。ルーターを越えるたびに付け替わる ARP Requestブロードキャストは自分のセグメント内だけに届き、ルーターを越えない
0:00 / 1:30 スペースキーでも再生/一時停止